Jamf 公式の認定試験、Jamf Pro Associateを受けてみたお話です。
Jamf Certified Associateとは?
おそらくこの記事に辿り着く方には要らない情報かとは思いますが…
Jamf Certified AssociateはJamfProを運用する方むけの認定試験です。この試験はJamf 100コースと呼ばれるmacOS・iOS・tvOS・JamfProの基本的な知識を習得するための無料で公開されている学習コンテンツの内容の理解を確認するためのものです。
コース内容を見ていただくと分かりますが、JamfProの内容だけを問うものではなく、各種デバイスの基本事項やコマンドライン・MDMのちょっとした仕組み(ABMやAPNsなど)などが含まれますので、そういうった意味での基礎試験になっています。
試験の形式
検定ページに記載の通りにはなりますが、60分60問でオンライン受験となります。
オンライン形式の認定試験というとPeasonVUEなどの方式を想像される方もいるかもしれませんが、そいったものではなくJamf ID プラットフォーム上(Web上)での実施となり、試験監督の配置は無しでカメラの起動やマイクの設定・受験環境の整備などは不要です(ありがたい)。
日本語に対応している試験ではありますが、特有の機械翻訳が含まれていましたので少しわかりづらい部分がありました。こういった試験ではあるあるですよね。
勉強方法
これはJamf100コースの内容をやるしかありません。
https://learn.jamf.com/ja-JP/bundle/jamf-100-course-current/page/Welcome.html
レッスン動画がありますが、動画学習は時間効率が良くないと思い、自分は一度も見ることはありませんでした。レッスンごとに確認問題がありますので、それを自分なりにまとめることと、自分に知らなかったことがあれば書き起こしておくといったような感じです。
Jamfを触る方であれば、全くわからないといったことはないと思いますのでスムーズに進められる内容かと思います。セクションにもよりますが、JamfProの管理コンソールを見ながらやるとより理解しやすいです。
1日でも十分に読み切れる内容ですので、とりあえず流して読んでしまうのはアリだと思います。
試験当日
自分の好きなタイミングで受けることができることもあって、休日に実施しました。
「やべ、知らんぞ」な問題がいくつかありましたが、概ねコース内容に沿ったものだったような気がします。ポチポチ進めて15分くらいで解き終わったと記憶しています。
回答完了と同時に結果も表示されます。無事合格となりました。
試験開始前に、合格画面はスクリーンショットやら印刷してくださいと言われていたような気がするので、その画面を保存して終了。バッチが発行されるのでCredlyに連携して終わりです。
試験を終えての感想
デバイスの基礎知識含めて復習できたのと同時に、あまり触れないJamfの一部設定について理解できたのは良かったと思います。ただ、この認定を持っていることでJamfProを使いこなせている!とは言えないかなと思いますので、慢心することなく日々運用する中でレベルアップを目指していきたいと考えています。